2019/7/20（土）第19回　マネジメントレビューを行いました。

9.3 マネジメントレビュー

目的及び適用範囲

この章はマネジメントレビューについて規定し、それらの手順について適用する。

9.3.1 マネジメントレビューの実施

社長は当社の品質システムが、ISO9001：2015規格に従い、品質方針及び品質目標を達成してかつ有効に機能しているか、品質システムの改善、変更の必要性があるかを分析・評価するマネジメントレビューを実施する。

なお、社長が出席するQA委員会などはマネジメントレビューの有効な機会として活用する。

１．実施時期

原則として、年２回(1月、7月)行う。ただし、社長が必要と判断したときは、臨時に実施することで、品質システムが妥当であることを確実にする。

9.3.2 マネジメントレビューへのインプット

品質システム責任者は、下記のインプット資料を社長に提出する。ただし、その時点で発生している資料を使用する。これにより、社長は評価及び今後の指示を行う。

マネジメントレビューインプットの種類と資料・情報

9.3.3 マネジメントレビューからのアウトプット

マネジメントレビューの実施に関わるアウトプットは「マネジメントレビュー指示書」である。その内容には、次の事項に関する決定及び処置すべてを含む。

マネジメントレビューアウトプットの項目と関連記録

１．マネジメントレビュー指示事項の実施手順

社長はマネジメントレビューの結果、「マネジメントレビュー指示書」により、品質システムの変更が必要と判断したとき、本マニュアルの変更及び関連書類の変更、教育の実施などを品質システム責任者に指示する。

品質システム責任者は、関連する部門長とその対応を決め、実施結果を「マネジメントレビュー報告書」により、社長に報告し承認を得る。

9.3.4 マネジメントレビューの記録

本章における記録は、7.5.3「文書化した情報の管理」に従って管理する。